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お知らせ

2012/07/02

即レコ一発録音キング

即レコKINGレポート

●即レコKING プロミックス取材/イントロ編
●即レコKING プロミックス取材/インタビュー編 オリジナル部門:Artlark
●即レコKING プロミックス取材/インタビュー編 コピー・カバー部門:大谷バンド
●即レコ24サウンドプロデューサー 井上鑑氏/インタビュー
●エンジニア 赤川 新一氏/インタビュー

 

即レコKINGダイジェストムービー
プロミックス現場の雰囲気が伝わってくるダイジェストムービー、ぜひご覧ください!!

 

 

即レコKINGレポート

 

“即レコ一発録音KING”は、即レコ24を使って録音して応募された音源を選考し、優秀作には賞品や特典をプレゼントするという全く新しい企画だ。即レコ24が本格始動してから僅か3カ月という短い期間でありながら、応募総数は153組という盛況ぶりだ。

 

これは1度でも即レコ24を体験すると、これまでに無かった手軽さとサウンドのクォリティから、「誰かに聞かせたい!」という“欲”が湧いてくるからかも知れない。
サウンド・プロデューサーの井上 鑑氏にとっても、その中から優秀作数点を選考するのはかなりハードな作業だったようだ。そして見事“KING”の座を獲得したオリジナル部門/コピー・カバー部門の計2組には、特典としてプロのミックス環境とエンジニアによるミックス・ダウンという特典が与えられた。

 

2012年2月某日、多くのプロ・ミュージシャンが使用していることで知られる、東京のサウンドクルー・スタジオにおいて、ついにその当日を迎えた。

 

午前中はオリジナル部門、午後はコピー・カバー部門の“KING”というように時間分けし、限られた時間ではあるがプロの本格的なミックス作業によって音源が磨き上げられることになるのだ。

 

ディレクターに井上 鑑氏、ミキシング・エンジニアには赤川 新一氏という、国内ではトップクラスの大御所を迎え、しかも最新・最先端のDAWやモニタリング・システムといった、本格的なミックス環境で作業は始まった。

 

即レコ24は、手軽に、それこそ「ポンっ」という感じで手軽に簡単に録音できてしまう。そして、それだけでもハンディ・レコーダーなどとは全く異次元の高いサウンド・クォリティなのだが、今回はそれをオプション・サービスとして利用可能なマルチ・トラックの形により、さらに緻密で繊細なミックスをするというものだ。

 

エンジニアの赤川氏は、まず素材である音源をラフ・ミックス状態で聴き、各トラックの振り分けや内容を確認する。するとすぐさま、バスドラ、ベースといったリズム・セクションの各パートから、1トラックずつイコライジングやコンプ・リミッターなどのエフェクト処理を施して、目指すサウンドを実現すべく磨き上げる作業を進めていく。長年に亘る経験とノウハウ、そしてそれらに裏打ちされたクリエイティブで音楽的なセンスにより、個々のパーツに作品としての命が吹き込まれていくのだ。

 

このプロセスに立ち会い、間近で見学していた“KING”バンドのメンバー達は、まるでマジック・ショーを見ているかのように驚嘆し、思わず溜息を漏らしたり顔を見合わせるようなシーンも何度となく見られた。プロによる“匠の技”に、初めて触れたというところかも知れない。

 

ディレイ/リバーブなどボーカルの残響エフェクト処理が済むと、井上氏のディレクションにより、さらに緻密な“音楽的な仕上げ”が加わり、着実に完成形へと向かっていく。さらに“KING”のメンバーからの希望やリクエストを可能な限り反映することにより、一段と“完成”の領域になっていくのだ。

 

こうしてプロの手により最終的なステレオ・ミックスとなった音源は、数時間前に聞いた“素”の状態とは全く一線を画す、別次元の領域とも言えるほどの出来栄えで、すぐにでもCDとして店頭に並べられるほどのものとなったのだ。

 

“KING”のメンバー達は、キツネにつままれたかのようでもある反面、その完成形に充分満足すると同時に、即レコ24の秘められた可能性を実感したようだ。

 

即レコKINGレポート

 

ArtlarkArtlark

 

- Artark -
2004年、関西にて活動を開始。幾多の路上ライブや音源制作を繰返しながら2011年末、現在のメンバーでのバンド活動を開始する。結成数カ月のニュー・バンドならではの生き生きした演奏は、4月11日(水)代官山LOOPのライブで要チェック!

 

一発録音

 

即レコKINGレポート

 

- 早速ですが即レコ24を初めて使ったのはいつ頃ですか?


今年の1月なんですが、即レコ24のことを知って、ネットで調べて導入されているスタジオを探して行きました。バンドを結成して3カ月位だったんですが「ちょっと録音してみようぜ」って感じです。

 

- それまでは何か録音とかしていましたか?


曲作りを兼ねて自宅で録音したり、スタジオとかだとビデオ・カメラをハンディ・レコーダー代わりにしたりしていました。バンドのスタイルでの初めてのリハーサルで、いきなり即レコ24を使ったことになるんです。

 

- 即レコ24で録音して、最初にスタジオの中で”再生”した時の印象は?


すごく鮮明に録れるんで、最初は各パートのバランスが気になっちゃって…。でも後でマルチ・トラックのWAVデータでバラバラの状態でもらえるんで、そっちに魅力を感じてました。

 

- 録音した後はMP3でダウンロードしたんですか? それともストリーミング?


ストリーミングで試聴しました。メンバーみんなで聞いて、どのテイクをマルチトラックで使うかを選んだんです。実は元々これを使って無料配布のCDを作ろうと思っていましたから。

 

- それじゃリハーサルを録音すると言うよりも、始めからオプションのサービスを活用するつもりで即レコ24を使ったんですね。今までに何回位即レコ24を使いましたか?


2回です。まだバンドを結成して間もないので…。

 

- 今回応募した録音は2回目の時のですか?


いえ、それが1回目の時ので…。しかも3テイク目のヤツだったと思います(笑)。

 

- 今日プロ・ミックスの現場に立ち会った感想は?


いや~、どんどん、みるみるうちに変わるって言うか、完成度が上がっていくと言うか…(笑)。本当に驚きました。

 

- 即レコ24のホームページでは、即レコで録音したそのままの音源と、プロミックスした音源を比較試聴できるようにしようと考えているんです。


え~っ! できればワンポイント録音のヤツは聞いて欲しくないなぁ(笑)。でも、リハーサルの録音だけじゃなくて、マルチトラックのオプションを使えばこんなことも可能だって言うのが、まだ使ったことのない人には伝わりますよね。

 

- これから即レコ24をどのように使っていきたいですか?


オリジナル曲のアレンジを考えたりする素材として、バンドの練習にも使っていきたいですが、ライブで配るCDとかデモ音源とかも作れちゃうんで、そっちの使い方も積極的にやっていきたいです。オプションのWAVデータのサービスを活用してね。

 

- なるほど。今日はお疲れ様でした。


即レコKINGレポート

 

 大谷バンド 大谷バンド

 

- 大谷バンド -
普段は別々にバンド活動をしている音楽仲間が集まって、セッション的に音を出したものを録音した音源で応募。
録音の事は特に意識せずセッションを楽しんだ事が、結果的に今回の運を引き寄せた。

 

一発録音

 

即レコKINGレポート

 

– 即レコ24を初めて使ったのはいつ頃ですか?


去年の秋頃です。まだ即レコ24がそのスタジオに導入されたばかりの頃だったんだと思います。

 

- 即レコ24で録音して、最初にスタジオの中で”再生”した時の第一印象は?


「なんじゃこりゃ!」って感じで…、「これが最先端のテクノロジーなの~?」みたいな感じでした(笑)。

 

- それまでもハンディ・レコーダーとかで録音していたんですよね? 何が一番大きな違いに感じましたか?


やっぱり”質”ですね。音質ですよ。あとパラでマルチで録れるっとことです。最初にバンドの編成を選ぶ時に、あるパートだけ録るとかもできちゃいますしね。それとMP3でステレオ・ミックスをダウンロードして、他にアップロードとかも簡単ですし。

 

- 今までに何回くらい即レコ24を使いましたか?


まだ1回しかないんです。この応募した音源を録音した時だけ。

 

- これから即レコ24をどのように使っていきたいですか?


ちゃんとしたレベルのデモ音源が欲しい時とかに、すごく役に立ちますね。あとリハーサルでも分離が良いので、各パートがはっきり聞こえるから、フレーズやリフとかのアレンジを考えたりするのにも使えると思います。「もっとここはこうしよう」みたいのを考えたり。音が鮮明だと、課題みたいなものを特定しやすいってのもあります。

 

- 他にも何か使い方の案とかありますか?


いきなり人に聴かせられるレベルで録れちゃうのもすごいですね。でも、それにはバンドのアンサンブルって言うか、各パートのバランスが良くないとダメで、そういうところに気を使うようになりますね。

 

従来の録音機だと、置く場所でバランスが変わっちゃうじゃないですか。で、みんな自分の側に置くから、自分のパートのプレイはきっちり録れているけど、全体のバランスは判りませんから。

 

- 今日のプロ・ミックスの現場に立ち会った感想は?


非常に大きな収穫がありました。今回はセッションみたいに集まった時のを即レコ24で録ったヤツなんですけど、ここまで追い込めるってのがスゴいです。音も全然変わって完成度が高くなったし。

 

- これから即レコ24をどのように使っていきたいですか?


ハンディ・レコーダー代わりに気軽にリハーサルを録って、後でストリーミングとかで聞くとか、色々試してみたいです。

 

- お疲れ様でした。


即レコKINGレポート

 

 井上鑑氏- 今日は即レコ24を使った2つのバンドのミックスに立ち会って頂きましたが、感想を聞かせて下さい。


技術とか経験に関係無く、例えば文章だったら読み直すじゃないですか。感情の赴くままに書くことの“強さ”みたいのはありますが、文脈とかを後で整頓したら短く綺麗にまとまったりとか…。音楽の場合も一瞬距離を置いて見直すことで、技術的なこともよく判りますし、“直す”と言うよりも、見つめると色んなことがまた湧いてくると言うか…。「これだったらこうしてみたい」とか、「もっとこういう風にできるんじゃないか」とか。そういう意味で編集の手がかりになりますしね。

 

- ディテールまでしっかり高音質で録れることの意味は?


大きいですよねぇ。他の人の出している音を冷静に聞くって言うのは、演奏している場合には相当レベルが高くないと、余裕が無くて難しいんですよ。だいたい自分がやっていることで精一杯になっていることが多いんですよね(笑)。

 

 井上鑑氏

- 即レコ一発録音KINGのプロ・ミックスに立ち会って頂きましたが、まずオリジナル部門のArtlarkについて総括したご意見を聞かせて下さい。


バンドが出来て3カ月と聞いたんで、なるほどなと思ったんですが、やっぱり伝えたいことがある人が、一緒に演奏してくれる仲間を集めて、グループを作るって言う…、もうビートルズもストーンズも、たぶんクィーンとかもみんなそうだったと思うんですけど…。その原点に近い良さって言うのが感じられて…。で、本当に自宅で録音するのとは違う、生き生きとしたものが…、勿論荒いんですけど…、そういうものがあって…。外に出て行きたいって言う気持ちが伝わる、そういうところが素敵だと思いました。

 

- それではコピー・カバー部門の大谷バンドについては如何でしょう?


こちらの皆さんも、やっぱりそれぞれ自分の活動の中で色々メッセージがあると思うんですが、即レコ24の使い方の可能性みたいなのをいっぱい示せる素材だったと思います。一人一人の音楽的な世界があって、集まって、で、レギュラーのグループじゃなくてもここまで出来るって言うか…。それがなんか(即レコ24の)可能性の証明と言う感じで楽しかったです。

 

- 即レコ24をまだ体験したことの無い方へ、何かメッセージは?


まぁ、やっぱり準備が要らないってことだと思いますね。もうそれに尽きます。その場所に行って、セットされているものを使って、自分達のやりたいことが出来るワケですから…。プリクラじゃないけど、自分達の創意工夫って言うのがこれからどんどん出て来ると…。で、使い方も色々、その人なり、そのグループなりで工夫されていくと思うんで、それを活かせて行けたらイイんじゃないかな。やっぱり大きな音を出せる場所って言うのは、日常生活の中では意外と限られているので…、ちゃんとリハーサルの出来る場所で大きな音を出せて、なおかつそれを丁寧に見直すことが出来るって言うメリットを活かせて頂けたら良いなと思います。

 

即レコKINGレポート

 

 赤川真一氏

- 即レコ24で普通のリハーサル・スタジオで一発録音した素材を扱うのは初めてと伺いましたが、エンジニアと言う視点から見て“素材”としては如何でしたか?


音的にはもう全然問題無いです。あれが手軽に録れちゃうってことで、エンジニアの立場で言うと良い面とそうでない面の二面性があるような気がするんですが…。って言うのは、今まではレコーディング、つまり録音作業とスタジオでの編集ってのは別のモンだったんです。それがなんか新しいやり方が一つ出て来たって言うか、これはもっともっと可能性がある話で…。なんかそのやり方自体を煮詰めていくと面白いのかな?って。

 

-それは例えば具体的にはどんな部分ですか?


ボクが日頃やっているのは、レコーディングしてミックスしてって言う、二つのことをするんですが、今回は一つ決まったフォーマットで録音した、そのファイルをもらってミックスするってことですから、エンジニア的にはレコーディングの時に普段やってることが出来ないことになるんです。マイク・セッティングとか。それを補うべく、例えばドラムのオーバー・トップ専用のマイクとか、あとギター・アンプのマイクがスピーカーにオンで立っているのと、オフのヤツと2本あるとか。これは後でミックスの時にかなり効果がありますから。そんな部分をこれからどんどん煮詰めていくと面白いと思います。

 

 赤川真一氏

- 今日は作業の始めにラフ・ミックスしたナマ素材を聞いて頂きましたが、あのクォリティのステレオ・ミックスが手軽に録れるんですが新鮮でしたか(笑)?


それはスゴいことですよ。ボク達もいわゆるリハーサル・スタジオみたいなところに出向することがあるんですが、その時の機材の運搬とセッティングの手間と時間みたいのを考えるとすごく楽ですよね。サンプリング・レートとか細かいところを自由に変えられると良いんだけど(笑)、まぁ、出かけて行って録音して来るみたいのが簡単に出来ちゃいますよね。

 

- 即レコ24には手軽にステレオ・ミックスが録れると言うことと、マルチの素材として後でじっくり作り込むと言う、使い方に大きく分けて二つの面がありますが、それぞれについて将来の可能性についてどう考えますか?


いや、もう全然普通にCDにしちゃって大丈夫な音が録れると思うんですけど、う~んなんだろうなぁ…。いわゆる普通のレコーディングをしてる時でも問題になるんですけど、“一発”でやってる時の雰囲気の良さと、レコーディングしたことによる整理された部分との、バランスの取り方みたいのが難しいんですよ。イイ音で録れるとどんどんアラが見えちゃうじゃないですか、それを聞いてネガティブな気持ちならない、そのならないことに慣れるって言うか…(笑)。そこで「ああ~っ!」とか思うと良くなくて、レコーディングってその先が長いんですが、一番最初に例えばリズム・セクションだけを録ったとしても、その“熱さ”って言うのは全部整頓された後でも最後まで残りますから。

 

- 即レコ24をまだ体験したことの無い方へ、何かメッセージをお願いします。


プロのミュージシャンのテクニックと言うかスゴさって言うのは、その何10%かは精神面だと思うんですよ。いついかなる時でも普通の精神状態で演奏できるって言う…(笑)。その意味で気軽に高音質で録れるって言うことで、気楽にレコーディングに臨めるって言うのも意味がありますよねぇ。

 

- どうもありがとうございました。


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